2013年4月23日火曜日

医者とは

みなさん、こんにちは。

これまで僕は医者ってどんな人のことをいうのかを考えてきました。

医者とは「目の前にいる患者さんを治すことができる人」のことをいうんだと考えています。

これは当たり前のようで現実には全員を治すことは難しいです。僕は診療の中ですごく治療が難しい人が来られたら、この人に何ができるんだろう、この人が今よりも少しでも良くなるためにはどうしたらいいんだろうと考えるようにしています。ただこの難しい問題に抗う作業はとてもエネルギーを使います。このときの僕の気持ちを表現するとすれば、「息を止めて海に潜っているような状態」です。ただ、これを続けていると、時にふといいアイデアや以前に勉強したことが頭に浮かんで治療できることがあります。逆に言うとこれをやめるとおそらく医者としては成長しないのだろうと思っています。

また僕にとって診療時間はまさに試合です。一つ一つの試合で最高のパフォーマンスを出すためには日々の勉強はもちろん、自分自身の気力と体力を充実させなければなりません。プロ野球の先発投手は4,5日に1回しか登板しませんが、その1回のために残りの日はさまざまなトレーニングや準備をしているそうです。僕もそれを真似して、診療時間以外のときにいかに準備をし、さらにエネルギーをためるのかをテーマにしています。

いつの日か、どんな患者さんでも治せる精神科医になりたいです。



0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。