2013年5月16日木曜日

かわいがることと甘やかすこと

みなさん、おはようございます。

大阪は夏のような暑い日が続いていますが、朝晩はちょうどいい気温で快適な気がします。

今日のテーマはたくさんのお子さんを診せていただきずっと感じてきた「かわいがること」と「甘やかすこと」の違いです。

先日も書きましたが、子どもがかわいいという感覚は多くの親からすれば当たり前ですよね。親としては自分の子どもが喜ぶ姿が見たい、泣いたり悲しんでる姿は見たくない。親に共通する認識ではないでしょうか。もちろん僕もそうです。

子どもが喜ぶこと、楽しいことは子供も親も幸せな気分になります。これは何の問題もありません。でも子供が泣いたり悲しんだりすると、子供本人も親も辛いわけです。ここで大切なことは子どもが身体的な健康が害されない限りは、このときにいかに親がその状態を我慢してみていられるのかです。親と子どもはいつも知恵比べです。子どもは自分の要求を通すためにあらゆる手段を使ってきます。僕の経験では1歳を過ぎれば子どもは自分の要求を通すための駆け引きを始めます。泣きじゃくる、公衆の場で大声を出す、親を困らせる行動をとる、地面で寝転んでしまう、甘えるふりをするなど。そのときに「だめなものはだめ」、「我慢を覚えさせる」という気持ちで親が子どもの泣きじゃくる姿、辛そうにしんどそうにしてる姿に反応せず、耐えられるかです。

このときに注意することはどこまで自分の子どもが耐えられるのかを普段の本人の様子をしっかり観察して、「ここまでなら大丈夫だろう」というラインがどこにあるのかをいつも親が探っておくことが大切です。普段子どもの様子を観察せずに、子どもが辛そうにしているのをただ見ているだけではいけません。ここを見誤ると大変なことになるかもしれません。

デパートのおもちゃ売り場でおもちゃを買ってほしくて泣きじゃくる子供にお母さんが「帰るわよ」なんてて言いながら颯爽とその場を離れていくお母さんを見ると、このお母さんは子どものことをよく知ってるなあと感心させられます。内心はきっとちゃんと着いてくるのかなと心配なのかもしれないのに、そんなそぶりは全く見せません。

かわいがることと甘やかすことは違います。

子育ては植物を育てることと同じです。

花を育てるときに水と肥しをふんだんに与えると、植物はきれいな花を咲かせません。温室で育てた花は気温の低い環境ではすぐに枯れてしまいます。花の鉢を大きくしすぎると土の栄養を得ようとどんどん下に向かって根ばかり生やして、上に伸びて花を咲かせようとはしません。つまり楽をしちゃうわけです。植物にとって花を咲かせることは楽じゃないようです(人と同じですね)。

逆に水と肥しを最低限にし、雨風のあたるところで小さな鉢で育てると植物はどんな場所でもきれいな花を咲かせます。

みなさんもきれいな花を咲かせてください。


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