2013年5月7日火曜日

子どもの接し方の基本

みなさん、こんにちは。

連休明けはなかなかきついですね^^

今日は児童精神科外来でよく質問される「子どもにどう接していいかわかりません」という問いについてです。(発達障害については別のところで書きますね)

先日、こんなテレビを見ました。ある親が子どもを空手教室に通わせていて、「空手教室では礼儀を教えてくれるからいいんです」と空手教室の良さを主張していました。
僕は愕然としてしまいました。礼儀って空手教室で習うものなの?お金を出して子どもを育てるという発想が昨今は当たり前になってきているようです。勉学や芸術などの特殊な技術は別として、育児は家庭でするものです。礼儀も同じです。

僕にも3人の子供がいて、正直子どもとの接し方を10年くらい悩んでいます。
ただ僕が指針にしていることがあります。

「将来、この子が自分の力で生きていけるように」

一言で言えばこれだけです。

多くの親は自分の子供ですからかわいくてたまらないですよね。親が子供を愛する。それは当たり前です。でももっと大切なのは社会に愛してもらえるのかどうかということ。

子育てに悩まれてるご両親に僕が診察の中でよくいうことがあります。「ほとんどの場合お父さん、お母さんはお子さんよりも先に死にます。そのあと、この子は一人で生きていけますか?」

僕は自分の子どもたちを普段は思いっきりかわいがって、間違ったことをしたときは思いっきり叱るようにしています。
この子が社会という大海原に一人でポンッと出たときに生きていけるのか。
つまり子育ては社会に出るまでが勝負です。
実はこれは昨日お伝えした「家庭で快適すぎる状況を作らないこと」ということとつながっています。
家では自分の要求がすべて通り、外に出たときにそれが通らないと学校や社会でトラブルになったり、本人が辛くなるのは当たり前ですよね。

次回以降は具体的に書いていきますね。

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