2014年2月7日金曜日

報われない努力もある

為せば成る、努力は報われる。

一般的にこの言葉は努力すればいい結果が生まれるという、人々を励ましてくれる言葉です。僕もこの言葉を信じて生きてきましたし、今も信じています。

最近、曽野綾子さんの本を読みました。その中で「努力は報われないこともあり、途中で諦めるということを道徳的に許さないこの時代はおかしい」と指摘されていました。また「諦めがつけば人の心にはしばしば思いもしなかった平安が訪れる。諦めることも一つの成熟なのだ。」とも。

人は生きている中で努力しても結果が出ずに、途中であきらめないといけないことに遭遇することは多々あるはずです。部活をやめること、学校をやめること、会社を辞めること、事業を閉じること、離婚することなど。自分は今まで頑張ってきたのだから、頑張れば結果が出るはずだとなかなか諦められない。その時に道徳的に諦めてはいけないということを忠実に守るとすれば、多大なストレスがかかるわけです。それではどう判断すればいいのか。それは諦めないことを続けたとして、自分の心身の健康が保たれるのかで判断するべきでしょう。根性論や精神論を全否定する気はありません。むしろ「努力は報われないこともある」とは努力していることが前提です。でも一つのことにぶつかって、自分の心が壊れてはいけないわけです。そのあとも人生は続くのですから。

報われない努力もある。この言葉を頭の片隅に置いていれば心を軽くして生きられるのかなと思います。


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