2015年4月4日土曜日

こんなことをどこで話せばいいの?

僕の大好きな伊集院静さんの言葉に「人はそれぞれ事情を抱えて平然と生きている」という言葉があります。

人はみんな家族、友人、知人など、知っている人には話せないことがあると思います。家族には心配させたくないし、友人や知人には知られると恥ずかしいし、どうせ理解してくれない。そんな時にだれに話せばいいのかわからず、僕のところにたどり着いてくれる人がいます。そんな患者さんが泣きながら僕に言ってくれた言葉がありました。

「こんなことを先生にお話ししてもいいのかなと思うのですが、誰にも話せなくて、ここでお話できて私はすごく救われるんです。ありがとうございます」

このお言葉には僕のほうが頭が下がりました。僕は何も特別なことをしていません。ただただお話をお聴きするだけです。

このときに僕が気づかせていただいたのは、悩んでいることを誰にも話せなくて困ってる人が大勢おられるのだということです。人はある程度人生を生きてると、他人には話せないことが誰しも起こります。周囲から見れば大したことでないにしても、その当事者であるご本人にとっては深刻であることがたくさんあります。誰にも話せない悩みを話せる場所に宋こどものこころ醫院がなれたらいいなと思います。

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