2015年6月3日水曜日

自分で感じたものしか信じない

今の世の中に生きていると、人は有名人の言葉や活字になったものを信じる傾向にあると思っています。それは情報やメディアが作り出したこの構造の中で生かされていると言えるかもしれません。それがあまりに度が過ぎると、芸能人の行くレストランがたちまち人気店になるなんてことが起こる。もちろん、その芸能人は料理に詳しいわけでもなく、食の専門家でもありません。あくまで一個人の趣向です。

作家の瀬戸内寂聴さんがインタビューの中でこんなことを述べられていました。

「私は戦争に負けた後で、人の言うことを鵜呑みにしたらダメだ、自分が経験して、手で触って、温かさも滑らかさも自分で感じたものしか信じないと誓いました。それが自分にとって、戦後の最も大きな革命でした」

以前にも書きましたが、僕は本を読んでこの人はすごいなという方にはできるだけ直接会いに行くようにしています。また、偉いとされている人、すごい肩書きを持っている人、いわゆるすごいスペックを持ってる人にもお会いします。でも、実際会ってみて、この人は本物だなと思えることは半分もありません(もちろん僕の本物を見抜く能力が低すぎるというのもあるでしょう笑)。「あれ、この人何か違うな」と思うことが多い。正直、その時は内心ショックです。それまでの自分の想像と現実の感覚が違うから。そこで僕が思ったのは肩書き、学歴、スペック、うわさは大事ではない。本当に大切なのは自分自身の感覚です。

逆に言うと、自分の感覚を磨いておかないと、周囲に翻弄されたり、人を見誤ったり、道を間違えるのだと思います。もちろんですが、こういう僕もたくさん間違います。すみません、なのでブログにこう書きながら、いつも自分に言い聞かせています(笑)。

自分で感じたことしか信じない。

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