2015年8月26日水曜日

ルールやマナーを守っていただきたくて



「車内では携帯電話のご使用はご遠慮ください」
「空いている座席に荷物を置くのはご遠慮ください」
「ここでは飲食はご遠慮ください」
「ここに駐車しないでください」

公共の場やお店に入って、こんな張り紙や放送に出会うことがあると思います。

当院のような小さなクリニックにも、僕の小さな器では受け入れるのが困難な方が時に来られます。たとえば、連絡なしに予約時間から1時間以上遅刻される方、他の方がお待ちなのに診断書などの重要な書類をその場ですぐに書いて欲しいという方、他の方がお待ちなのに先に診て欲しいという方、必要性や理由をご説明しているのに薬を長期間処方して欲しいという方、大騒ぎして走り回っている子供をそのままにしておられる方などです。

そこで当院では大変残念ながら上にあるような張り紙をしています。

多くの人と共生していく社会の中でルールやマナーを守らない方に合わせた張り紙や放送に出会った時、僕は「ここまでしないといけない人がいたのだな」と、その張り紙を作らなければならなかった方の心労を思います。だってこんな張り紙や放送をして気持ちがいい人なんていないでしょう。これは特に自分が開業してから強く思うようになりました。

僕自身がいつもルールやマナーを守る人間であるとは到底思えません。ただ、それらを守れなかったときに、誰かに指摘されたり張り紙を見て、行動を改め、周囲の人への迷惑を想像できる人間でありたいと思っています。なので、まずは僕と当院のスタッフが良識のある真摯な姿勢で患者さんに接し、仕事をし続けることで、いつか当院のこの張り紙を外すことが僕の目標です。

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