2015年8月6日木曜日

友人のいる国を大切に思う

僕にとって仕事が終わったあとに、疲れた頭を癒してくれるものの一つに歴史があります。なのでNHKの歴史秘話ヒストリアをいつも楽しみにしています。

先日の歴史秘話ヒストリアは太平洋戦争の直前まで駐日大使を務めていたジョセフ・グルーさん。最後まで太平洋戦争を回避するためにアメリカ政府を説得し、画策しました。ところが、10年間日本で大使として滞在したあと、1941年12月の太平洋戦争の開始とともにアメリカに帰国することになりました。その帰国直前に、将来の日本とアメリカの平和を願って、桜の若木を植えたそうです。

3年以上にわたる戦争の間も、太平洋戦争を早く終結させるために尽力し続けました。その努力もあり、1945年8月14日にポツダム宣言を日本が受諾し、太平洋戦争は終結。その翌日の8月15日にジョセフ・グルーさんは国務省に辞表を提出しました。それから最高司令官のマッカーサーからグルーさんを顧問として招聘したいと言う誘いがありました。しかしこれをグルーさんは「私は10年もの間日本で暮らし、たくさんの友人がいます。そこに支配者の顔をして行きたいとは思いません」と言って拒否したそうです。そしてその後、グルーさんは死ぬまで日本を訪れることはなかったそうです。僕、ここで泣いちゃいました。歴史秘話ヒストリアはほぼ毎回見ますが、泣いたのは初めてでした。

どれほど日本という国とそこにいる友人を愛し、大切に思っていたのかが伝わって来るお話でした。しかし一方で、大好きな日本を訪れて友人に会いたいという気持ちがあったはずなのに、外交官という立場であったため、そのことを遠慮したのでしょう。複雑な気持ちであっただろうと想像します。泣ける話じゃありませんか?^^

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