2015年9月18日金曜日

「座ってね」という言葉

電車など公共の場でお母さんがお子さんに「座ってね」と言って、そのまま騒いでる子どもに会うことがあると思います。もちろん、僕の診察の中でもよく遭遇します。

この言葉には座ってほしいというお母さんの気持ちがこめられているはずです。でも本人はその言葉とは違う行動をしている。なぜでしょうか?

言葉が理解できていない、聴こえていない、お母さんのことが嫌いとか、いろいろ理由はあるかもしれません。ただ、もしこの「座ってね」という言葉で、本当に座らせたいのであれば、答えは一つです。お母さんの言葉通り、膝に乗せるなり、手をつなぐなりして、物理的に座らせなければなりません。

第3者からするとこれは当たり前のように聴こえますが、お母さんとしては座らせたいのに、子どもは座れないということが今日も世の中では無数に起こっています。食べなさい、やりなさい、寝なさいなど、他の行動であっても、幼い子であればほとんどの場合は親のコントロールで可能です。お母さんの言葉通りに実際にさせて、「お母さんの言葉はその通りにやらなきゃいけない」と子どもが思えれば、次からは他の指示がどんどん入ります。

日々の診療の中であまりに多いことなので、当たり前のことですが、書いてしまいました。

僕が一番多く出会うのは診察室の中でまともに座れない我が子を見て、ショックを受けたり、イライラされるお母さんです。そうならないで済むように、日々ご自身の言葉とお子さんの行動を比較してみてくださいね。

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