2016年1月20日水曜日

精神科医は診察のことをどう思ってるんだろう

昨日の新聞に「服薬自殺未遂者に精神科医の診察は重要」という記事がありました。その内容はこうでした。

薬の過量服薬で自殺をしようとして入院した人の中で精神科医の診察を受けた人のほうが、再び過量服薬する割合が低くなったことが調査で分かった。専門家は「自殺を繰り返させないために精神科医は診察の有効性を理解して患者に接してほしい」としている。

この記事を読んで僕はすごく衝撃的でした。「精神科医は自殺に対する診察の有効性を理解していない」という前提に聞こえます。いや、確かに精神科医自身が自殺しようとした人に対して診察の有効性をそれほど理解していないことがあるかもしれない。こんなことが頭の中を巡りました。自殺に対して精神科医が自分の診察の有効性を理解していないなんて悲しすぎませんか?じゃあ、精神科医は自殺を止められないのでしょうか?(すみません、これ誰に対して叫んでるのでしょうか笑)。ターミナルケアなどの一部を除いて、医師としてはできる限り患者さんの死を防ぐことが最大の使命であると思います。精神科において最悪の事態である自殺を止めるために精神科医はこの世にいるのではないでしょうか(ここ最近は日本の自殺者が減少傾向にあります)。このような調査が行われるような精神科医に対する前提を変えていかなくてはならないと思います。

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