2016年7月30日土曜日

悩みの答えは自分の中にある

人は悩みを抱えるとどどうするか。方法は無数ですが、多くは大きく分けて3つかなと思います。1つ目は自分で解決策を探る(考える、調べる)、2つ目は人に相談する、3つ目は時間が解決する。多くの悩みはこれでなんとかなるような気がします。

これら3つには共通点があります。それはその間すべて自分の頭で考えている。つまり自分に徹底的に聞くことが最終的には解決につながる。自分がどうしたいのか、自分は何に悩んでいるのか、どんなことをしてもらいたいのか。でもこれはすごくエネルギーがいるし、時間がかかることもあります。

精神科診療で僕が意識するのはこの自分の中にある答えに自分で気づいてもらうことです。アドバイスや助言を求めて来られる方が非常に多いですし、それは当然だと思います。ただ、患者さん本人は僕なんかよりずっとご自分のことや今の状況を知っている。答えに気付いていないだけです。でもその作業は一人では辛いので、そのお手伝いするのが僕たち支援者ではないかと考えています。

2016年7月24日日曜日

自然に感謝することになる

感謝なんてものは教えるものではないのかもしれない。なぜなら人は生きていれば、自然にいろんなものに感謝するようになるから。

2016年7月16日土曜日

やはり「人は城」

僕は普段、当院のクリニックのスタッフに助けられて仕事をしています。受付スタッフ、看護師、心理士が僕の診療を支えてくれています。

「人は城」という言葉があります。この言葉は経営者がスタッフに対して思うものだと思っていましたが、実は日常的に誰にでも当てはまるものなのだと気付きました。それは普段の人付き合いを大切にすることが自分を守ってくれるということです。実は自分という人の周りには常に人がいてくれて、自分を守ってくれている。もちろん自分も他の人を守る一員になっている。お互いに自分を中心にお互いに守り合う形になっているわけです。でも守ってもらうためにはまずは中心にいる自分が周囲の人を大切にしないといけません。こんなお互いの包囲網ができたら、人生は生きやすいんだろうな、そんな想像をしてみました。

2016年7月9日土曜日

自分ができていない部分に向き合う

僕は3年前まで堺市にある阪南病院という精神科の病院に勤務していました。そのつながりから病院の広報誌を定期的に送っていただいています。その中で、今回は自殺予防対策チームの活動と題して、自殺者数、その転帰、疾患名、自殺の方法などをデータで挙げていました。僕はこれは本当にすごいなと感じました。精神科の医療機関として自殺は最も重い部分であり、できたら避けたい話題です。それを阪南病院は開示している。いろんな病院を見てきましたが、自分たちの一番痛い部分を開示できている病院は多くはありません。自分ができていない部分にはみんな向き合いたくないし、知らないふりをしたい。でもその部分に真摯に向き合う。これを続けることが成長につながるのでしょう。

2016年7月2日土曜日

大切なのは自分を見つめること、それから今を見つめること

人は他の人と自分を比較したり、過去を悔やんだり未来を憂いしたりします。僕自身もそうして自分を苦しめてきたように思います。それで最近、発見がありました。それは大切なのは自分を見つめること、それから今を見つめることじゃないかということです。

「自分を見つめる」とは具体的には例えば、自分は何に悩んでいるのか、自分はどうしたいのかを自分に問うこと。

「今を見つめる」とは過去や未来ではなく、今はどんな状況なのか、今をどう過ごすのかを考えること。

人は自分の頭の容量をオーバーして自分ではどうしようもないことまで悩んでしんどくなります。でも自分と今だけを見つめると余計なことを考えないで済むし、目の前のことに集中できる。今自分がすべきことに向き合う、ただそれだけ。自分と今を見つめることは結果として自分を守ることになり、今の自分を大切に生きることにもなり、ゆくゆくは明日につながるのです。