2016年10月15日土曜日

してあげたなんて考えは捨てる

あんなにしてあげたのに、あなたを育ててあげたのに、あの時助けてあげたのに。

人ってこんな感情を持つものですよね。ご多分にもれず僕もそんなことを思います。自分が診療することで(偶然や薬のおかげではなく)患者さんがよくなられたら、内心、「よかった」、「やったー!」と思います。それでそっけない感じで帰って行かれる人や、そのまま音沙汰なく来られなくなる人も当然ですがおられます。その時に、寂しい気持ちがどうしても自分の中に湧く。これはまさに僕の中に「してあげた」なんて自惚れがあるからです。それで思ったんです。僕は寂しい思いをしたくないので、「してあげた」なんて考えを心底から捨てよう。そして、たまに「ありがとう」なんて言ってくれる人に出会ったら、ラッキーくらいに思えばいい。そうすると、寂しい気持ちではなく、幸せな気持ちになれるんじゃないかな。今からそんなバカみたいな期待をしています。

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