人は善悪を判断しそれを声高に主張するが、人は個人としての損得、好き嫌いがあってしまう。変に善であろうとするのではなく、損得と好き嫌いにしたがって合理的に判断すればいい。
作家の町田康さんの言葉です。僕は損得までは気づいていませんでしたが、人間は善悪と自分の好き嫌いを勘違いしてしまうと思っていました。以前からそんなことをずっと思っていたのでうれしくなってブログに書いてみました。どうしても人は善悪を語りたがりますが、そこには損得と好き嫌いはあってしまう。みんなそれにうすうす気づいているけど、何かの対象について考えているうちにいつの間にか自分の考えに入り込みすぎて、それが絶対善、絶対悪になってしまう。そんなことが少し意識化できるだけで、少し視野が広がって考え方に広がりが生まれるのだと思います。
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