2017年12月16日土曜日

療育は障害がある時だけにするものではない

子供の発達の問題に対して療育を受けるかということについて皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか。一般的には何らかの障害がある時に療育は受けるものというイメージだと思います。僕の経験上、親御さんたちは発達障害、知的障害などの診断を受けた場合には療育というのは受けるものなのだと受け入れてくれる方が多い。一方で、はっきりとした障害と診断は受けていないが、何となく周囲よりも幼い、衝動性が強い、言葉が遅いなど少し違和感があるくらいだとあまり進んで医療機関や療育機関に行かないという方が多い気がします。子供のことで違和感を感じて、不安でありながらなかなか勇気が出ないという親御さんに出会います。医療機関や療育機関は何も障害を見つける場所ではありません。むしろ発達の悩みについて解消するための手段をお伝えする場です。少なくとも、当院で行う療育は健常の子供たちの育児において使う方法をより細かいステップにしてみたり、工夫したりしたものです。なので療育は何も障害のある子供に対してだけするものではありません。なので、医療機関や療育機関をあまり特別なものとして見ずにお子さんの違和感を感じたら、まずは近くの相談機関で尋ねてみてください。

2017年12月9日土曜日

2018年4月からの心理士を募集しております

今日は2つ目のブログです。スタッフの募集で恐縮です。いつも読んでくださっている方、申し訳ありません。

現在、当院では2018年4月からの心理士の先生を2名募集しております。

僕たちと一緒にちゃんと患者さんを治したいと思われる心理士の先生を募集しています。

条件は

1. 患者さんを治すことへの情熱を持っていること
2. 年齢は40歳までであること

以上です。

応募をご希望の方は履歴書、ご自身の治療でうまくいったと思うケース(Word形式,1600字まで、それ以上の指定はありません)を当院まで郵送してください。募集は採用が決まり次第で終了とします。

宋こどものこころ醫院 心理士応募係
〒540-0004 大阪市中央区玉造1-5-7


諸条件については面談の上、ご相談させていただきます。 ご不明な点についてはお電話にてお問い合わせください。よろしくお願いします。

まだ何もわかっていない

将棋の羽生善治さんが前人未到の永世七冠を達成されましたね。将棋の歴史の中でこれまで永世の称号を獲得した棋士はわずか10人で、しかも今あるタイトルの8つ中で永世の称号があるタイトルがあるのは7つなので、これで永世と称号がつくものは全て獲得したことになります。将棋の棋士になることさえすごいことなのに、永世七冠というこんなすごいことを達成されたわけです。羽生さんは対局終了後のインタビューで「本質的にはまだ将棋を何もわかっていない。これから強くなれるかわからないが、そういう姿勢で次に向かいたい」とおっしゃったそうです。僕は永世七冠よりもここまで上り詰めて、このような発言をされることの方が本当にすごいと思いました。一流の方々の言うことはいつも同じ気がします。みんな決して満足せず、「無知の知」を口にされる。自分が無知であることを知っている。だからこそ、そこまで上り詰めることができるし、そこからまだ上に行けるのでしょう。

2017年12月2日土曜日

相手に合わせることと自分を持たないこととは違う

すでに多くの医療関係者が言っている通り、僕も医療はサービスであると考えています。なので出来るだけ患者さんのニーズに合わせるように努めています。しかしこちらの基準を持たずに、すべての患者さんのニーズに合わせようとすると、組織としては崩壊します。当然ですが、こちらが到底答えられない、あるいは後々責任の取れない患者さんからの要求が時にあるためです。患者さんごとにそのニーズに合わせるかどうかの僕たちの基準を持つことが開業以来の課題でした。そして様々な細かな基準を作りました。それらの礎になったのが僕なりの考えが今回の表題です。

相手に合わせることと自分を持たないこととは違う

それぞれのニーズが異なるすべての患者さんに合わせようとすれば、その度に流される状態になり、どっちつかずなその組織は必ず淘汰されるでしょう。つまり医療機関としての目標や軸になる信念が必要だということです。それがあれば、様々なニーズが来ても、それに合わせるかどうかの判断ができるようになります。これは実は個人に置き換えても同じだと思います。友達や知人のニーズにすべて答えようとすれば個人としては存続ができなくなります。基本的に僕たちはみんな生きて行くことを目標にしているはずです。そのためには自分の軸になる考えを持たなくてはならない(ただそれに固執を続けたり、他を批判することとは違います)。でもそれはそんなに簡単に見つからないので、自分は何がしたいのか、どうなりたいのか、それを自問自答する作業を地道に続けることが最も大切であると考えています。

2017年11月25日土曜日

目の前の人がいい人になるか悪い人になるかは自分次第

人は他人(自分も含めて)に対して何らかの評価をします。その評価を下しているのは当然自分であり、その人をどういう視点で見ていくかも自分で決めている。目の前の人がどうなのかが大事なのではなく、それを決めている自分の心だと僕は考えています。つまり、目の前の人がいい人になるか悪い人になるかは自分の心次第だということです。目の前の人や事象に出会った時にそれをいかに少しでもプラスに転換できるか、この自分への鍛錬を日々行うことが最も大切。人のことを評価するならいい評価をしたいですよね。その方が自分が楽だし、気持ちがいいから。するとその人との関係も良くなる可能性が高まる。僕はこの考え方を師匠から学びました。これを皆さんにも知ってもらいたくて、今日はブログに書きました。