2020年10月23日金曜日

人間、誰かて言い分がある

「犯人は無理やり追い詰めたらあかん。人間、誰かて言い分があるやろ。それを聞いてやるわけや。それが結局、落ちることにつながるんやな」 落とし(犯人の口を割らせる)の名人と言われた刑事さんの言葉だそうです。 「人間、誰かて言い分があるやろ」 人は自分が正しいと思う方向に他の人を連れていきたくなって、それに躍起になっているうちに、自分の思う方向に連れていけないことがよくあります。臨床をしていても、時にそれをしている自分に気づくときがあります。 誰かて言い分がある その言葉を一人で繰り返しました。

2020年10月16日金曜日

みんな自分を認めてほしい

子供は褒めてほしくて、親に寄ってきます。大人も同じです。大人は空気を読むのでそれをそのまま表現しないだけです。人は子供も大人も年配者も関係なく、みんな自分のことを認めてほしいものです。生きていると自分の存在を脅かされることがあるから。

2020年10月9日金曜日

日々していることが、次の仕事につながる

日々の臨床の中で、「あの時失敗したな、あの時あの患者さんはどう思ったのかな?」。  ふと不安になる時があります。 

 アナザースカイという番組で、お笑い芸人の後藤輝基さんが出演されていました。 ご自身の番組が終わってしまうことがあったそうです。お笑い芸人にとって自分の番組が終わるということは、他の人には想像できないくらい不安なことだと思います。それを先輩の今田耕司さんに相談すると、「毎日誰かを笑わせてたら、必ず誰かが見てくれている」という言葉をくれたそうです。

 日々していることが、次の仕事につながる 

そう解釈しました。自分に置き換えると「毎日誰かを治療していたら、必ず誰かが見てくれている」 となります。 そう思って、また明日の臨床に臨みたいと思います。

2020年10月2日金曜日

最後は自分に対しては肯定的に

人は周囲への不平、不満、批判を口にすることがあります。一見、その人は自分を振り返らず周囲のせいにして不平、不満、批判をしているように映ります。でも実際にまったく自分のことを振り返れていない人なんているでしょうか。生きていれば、ほっておいても自分への批判が聴こえてきたり、自分ができていない部分に気づかされます。

自分を振り返ることは多くの人は自然にしており、人は他の人の批判よりも自己批判のほうが得意なものです。なぜなら他の誰との対話よりも自分との対話の時間が一番長いからです。むしろ自分の振り返りをしすぎて自己批判になってしまうことのほうに注意しなければならないと思います。自己批判を繰り返すことで自分がしんどくなって、それを自分ではどうしようもなくて、また周囲のせいにしなくてはならなくなるからです。

周囲を批判する→同時に自分を責める→どうしようもなくまた周囲を批判する

こんな循環に入ってしまいます。一旦こうなると、この循環は強くはなる一方で、ここから抜けだすのは容易ではありません。

「これは自分がまずかった。でもこの部分は自分はよくやった」

こんな風に最後は自分に対して肯定的でいることはこの循環から抜け出し、結果的には周囲への不平、不満、批判をせずにすることにつながると思います。