2021年6月4日金曜日

ADHDという特性を持って大人として生きることは、きれいごとばかりでは済まない

偉人の中にはADHDが多い、ADHDの人たちには個性があり、その個性を生かしていきればいい。そんな文言をよく目にします。ところが最近、自身がADHDである著者の本の一節にこんなことが書いてありました。


 ADHDの大人は、子どもの心を持ったまま厳しい大人の世界を生き残らないといけない


たしかにそうかもしれません。子どものように、いろんなことに興味を持ち、思ったことをそのまま行動に移す。そこに決して悪意はありません。ただ、それで大人の社会を生きるには簡単ではありません。実際にADHDという特性を持って大人として生きることは、きれいごとばかりでは済まないことがあるのだと思います。

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