15年ほど前だろうか。伊集院静さんの「大人の流儀」を愛読していた時期があった。今振り返ると、大人になりたかったのだと思う。大人の定義ってなんだろう。人それぞれあるのは当然にしても、僕にとって大人とは視野が広い。人は心に余裕がなくなると、自然と視野は狭くなる。見る角度の数が減る。逆に、心に余裕があると視野は広くなる。見る角度の数が増える。でも僕が見て来た本当の大人って心に余裕がないはずの時でも視野が広いまま(見る角度が多いまま)でいられる人。そんなことを考える僕はいまだに大人になりたいのだと思う。
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