肯定的な言葉は現代の流行と言える。たしかに生きて行く上で力をくれる。ただ、そんな言葉を見るたび、あるいは自分で使うたびに思うことがある。たとえば「頑張らなくていい」って言葉は、一生懸命生きてきた人を楽にする。ただ、一度も頑張ったことのない人、本格的な人生がまだ始まっていない子供に、頑張らなくていいって言葉はとても危険だと思う。それを言われた人の人生はどうなるのか。それを真に受けた子どもはその後どうやって生きて行くのか。いつの時代も、耳障りの良い言葉はモヤモヤした気持ちをきれいに包装してくれる分、物事の本質を見えなくしてしまう。
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