NHKのプロジェクトXが復活し、若い女性看護助手が殺人の罪を被せられた冤罪の回を見た。その女性は「殺していない」と訴え続けたにもかかわらず冤罪に巻き込まれ、懲役12年の判決を受け服役した。それに違和感を感じた弁護士の先生、新聞記者らが容疑者となった女性、ご両親、そして日本の司法の改善のために立ち上がり、無罪を勝ち取った話だ。その人たちの涙ぐましいほどのひたむきな努力にもちろん感動したが、それだけではなかった。脳梗塞を患っておられる女性のお母さんが番組の最後に「娘に一生懸命頼って頑張っていきたいと思っています」と話された。冤罪であったにも関わらず刑務所で12年を耐え抜いた娘は頼りがいのある娘、私の誇り。僕にはそう聞こえた。一般的な高齢の親御さんなら「娘に迷惑をかけたくない」と言うだろう。とてつもない苦労をした娘に一生懸命頼る、なんて発想にはならないはずだ。この一言に、我が娘を尊ぶお母さんの気持ちが集約されていたように思う。
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