2019年3月29日金曜日

人と競争しない

 少しでも多く顧客をつかむために、多量に仕事をこなし、しかも早く、安くする。どの業界でもある現象です。つまりは限られた数のパイを取り合うということ。それは一時的に生きつなぐために必要なこともあると思います。ただ、それを続けていくと、その業界の中で生き残りをかけた生存競争が始まり、ほとんどの人はそれに負けて、最終的にはその業界から消えていくしかありません。みんなが生き残っていくためには視点を他の競争相手に向けるのではなく、目の前の仕事に向けて、どうすればいい仕事ができるのかに向けることが大切だと思います。そうすればたとえ偶然、他の人と競争になってしまっていたとしても、どうすればいい仕事ができるのかの視点に立ち戻れば、また次の道が見えてきます。また、多くの仕事は実は勝負事ではありません。
 主眼が自分の目の前の仕事ではなく、他の人との競争に向いたときはあまり幸せなことは起こりません。みんなが視点を自分の目の前の仕事に向けて、どうすればいい仕事ができるのかを考えていれば、もう少し幸せな日が来るのではと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。