2022年4月15日金曜日

一人の時間を大切にする

 斉藤孝さんの「孤独のチカラ」という本を読みました。

今の人たちは誰かとつるむ、つながることを大切にする。社交的でそつなくやれる顔を維持することが求められる。それよりも一人の孤独な時間を大事にする。何かを成し遂げるには一人の時間は不可欠。自分を戦友にする。誰にも認められず、孤軍奮闘していたかつての自分を知っているのは自分だけだから。

この最後のくだりには、本当に勇気をもらえました。

斎藤さんの個人的な体験が本当に生々しく描かれていて、とても共鳴できました。僕も誰かと何かをしたときよりも、自分と向き合ってもがいていた時間のほうが成長できたと実感しています。自分一人の孤独な時間を充実させることは、自分の中にあるものを発掘し、自分ができること、自分が本当にしたいことを見つけるのに最適です。そんなものは誰も一緒に探してくれないし、探せません。また人は死ぬときは一人です。一人の時間を大事にすることは、不安にならず死を迎えられることにつながります。人生を通じて、一人の時間を持つことの大切さを改めて感じました。


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