2020年5月29日金曜日

稜線に癒される


いつの日からか山の稜線に癒されるようになりました。稜線を見るたびに頭から何かが抜けていくような感覚になって、ありがたいなと思います。

2020年5月22日金曜日

受診するということは問題の解決に向けてすでに一歩進んでいる

受診に来られる人は自分の抱える問題に向き合おうとしている人です。場合によっては辛い問題に向き合わず、やり過ごしたいというのが人だと思います。それは決して人として間違ったことではなく、自分を守るために必要であるとも言えます。それでも受診するということは、少なくとも自分の問題に対峙しようという意思の表れです。それだけでも、問題の解決に向けてすでに一歩進んでいるのだと思います。

2020年5月15日金曜日

患者さんの優しさ

先日、ある患者さんからマスクを箱ごといただきました。みんなが大変な時期にそんなことをしていただけるなんて、僕は夢にも思っていませんでした。こんな方がおられるのか。僕はあまりに衝撃的で、お礼の言葉をうまく言えませんでした。

そう言えば、以前冬に僕が風邪をひいて喉がかれていたときに、受付で先生にどうぞって飴ちゃんをくれた患者さんのことを思い出しました。その時にも僕は何ともいえない心が温まる感覚を覚えました。

患者さんの優しさは本当にありがたいです。

2020年5月8日金曜日

恩はいつもその人に返せるわけではない

誰かから恩を受けて、その人のお返ししたいと思うのが人情です。でもそれが思い通りにできない時もあります。そんな時は恩を受けた人じゃなくても、他の人にそれを返せばいいと思います。

2020年5月1日金曜日

自然の流れに逆らわず、目の前のことをきっちりしていく

最近の新聞記事で一橋大学の楠木建先生がこんな言葉を書かれていました。

コントロールできないものをコントロールしようとする。ここに不幸の始まりがある。自然の流れに逆らわず、流れに乗っていく。目の前にあるお客をきっちり満足させる。これを日々繰り返し気長に積み重ねていく。これがいい流れ方だと思う。

先生が書かれていた文章を僕なりに短くまとめました。これらの言葉はどこかで見聞きしたことのある言葉ではありますが、常に大切にしておきたい言葉だと思いました。いい流れであれ、悪い流れであれ、自然の流れに逆らわず、目の前のことをきっちりしていく。そんな風に僕には聞こえました。