去年のお正月にふと小説が書きたくなって、去年の1年間小説を書く学校に通っていました。そこには入学式というものがあり、プロの小説家やセミプロの講師の先生が新入生に激励の言葉をくださいます。そこである先生がこんな言葉を言っていました。
いい小説とは手間ひまかけたもの
この言葉は僕のようなど素人が実際に小説というものを書いても、痛感させられるものでした。でもこれってよく考えると、どんなものにでも言えることなんじゃないかと思いました。文章はまさにそうですが、芸術、料理、サービス、人がしたものに人が感動するのはすべて、人が手間をかけてきたものなのです。その手間ひまに思いを馳せたとき、人は感動するのだと思います。