2019年11月29日金曜日

文章がうまい人は言外の想像をたくさんさせてくれる

たくさんは読めませんが、時間があるときに本を読みます。そんなときに文章がうまい人は読者に言外の想像をたくさんさせることができる人だと思いました。読者に自由に想像させるために冗長な説明がありません。同じ本でもどう読むかは読者の自由です。その極みが俳句、歌詞、詩のようなものではないでしょうか。短い言葉でもいろんなことを想像させてくれる。読者としてはその瞬間ほど本の醍醐味を味わえる幸せな時はありません。一人でそんなことを考えてみました。

2019年11月22日金曜日

一人の人の考えが受け継がれる

歴史番組が好きでよく見ています。先日のNHKの歴史秘話ヒストリアは網走監獄についてでした。網走監獄は明治時代から昭和時代まで実際に使われ、一度入ったら出てこれないと言われる監獄でした。そのくらい重い罪の人が入ったり、劣悪な環境であったそうです。その網走の地にあるお寺の住職がおられました。その住職は監獄から出所して網走で暮らす元囚人たちの更生のために寝食を準備したり、網走の町の人に頭を下げて働き口を見つけるなど大変尽力されました。その長年の努力が網走の町の人たちの更生への理解につながったそうです。その一つとして町の人たちの寄付を元手に元囚人たちのための寄宿舎が作られました。それは今も更生保護施設としてあります。そして今網走の町には元受刑者を積極的に受け入れ、更生事業を支援する会社が多くあるそうです。明治時代の住職の考えが今の時代にもしっかりと網走の町に受け継がれている。本当に感動的なお話でした。

2019年11月15日金曜日

人生は毎日の営みの中にある

NHKのドキュメント72時間を見ていていつも思うことがあります。たくさんの人生模様を見せてもらいながら、これが人が生きるということなんだと。

僕らは活字になったこと、偉い人や有名な人の言葉を信じがちです。でも実はそれはあくまでその人個人の見方です。人生は偉い人の言葉よりも一人一人が生きる毎日の営みの中にある。そんな気がしてなりません。ドキュメント72時間のプロデューサーさんはそれを狙ってこの番組を作ったのかもしれない。そんなことを考えてみました。

2019年11月8日金曜日

誰かが喜んでいるときに一緒に喜べるほうがいい

最近読んだ本の中にこんなことが書いてありました。

「誰かが悲しいときに寄り添ってあげる人よりも、誰かがうれしいときに一緒に喜んであげられる人になってほしい」

ある小学校の先生の言葉だそうです。悲しんでる人に寄り添うのはある意味誰でもできます。でもうれしがってる人に一緒に喜んであげるのは誰もができることではありません。いい言葉だと思いました。

2019年11月1日金曜日

自慢しなくていい人は今の自分に自信がある人

いくら親しくなっても、いくらお酒に酔っていても、いくら偉くなっても自慢をしなくていい人がいます。その人は今の自分に自信がある人なのだと思います。