2026年8月14日金曜日

夏の貴船

 先日、はじめて京都の貴船にある川床料理のお店に行った。連日38度が続く中、そこは別世界だった。川の上に座敷が広がり、そこに川床席がずらりと並ぶ。座敷に座るだけでひんやりとする。周りを見渡せば夏の緑が広がり、上を見れば、簾の天井。お客さんはそれなりにたくさんいるのに、川の水が流れる音に全部かき消されて、耳に残るのは川の音だけ。ザ・日本の夏だった。

 冷たいビールを一気に飲み干して一息ついて、ふと横を見ると、80代に見えるお母さんと50代に見える娘さんがお二人で食事に来られていた。お母さんは足腰が不自由なのか、床の上に座椅子を置いて座っておられた。娘さんがお母さん孝行のために来られているのは見てすぐわかった。ところがしばらくすると、お母さんが立ち上がって、中腰になりながら娘さんの袖リボンを結び始めた。娘さんは頬を赤らめて、でも嬉しそうにじっとお母さんの手を見ていた。いくつになっても母は娘の世話をしたいし、娘は母の愛を感じたい。夏の貴船川と緑が一層美しく見えた。

2026年8月7日金曜日

焼き鳥屋さんの塩

 焼き鳥屋さんに行くと、いつも思うことがある。串に刺された鶏肉に塩を存分にかけてくれる。そのおかげで美味しいことはわかっているが、床にあんなにも塩を落としてもったいなくないのか、あとの掃除はどうするのか、周りの金属はさびないのか。大将に聞きたくなるが、忙しそうなので聞けずにいる。でもよく考えてみると、塩をかけながら「美味しくなれ」と心で思っているのかもしれないし、塩を思いっきりかけることで大将の気持ちの発散されているかもしれないし、仕事のリズム作りに役立っているのかもしれない。そんな何でもないことを考えながら、その日も焼き鳥を頬張り、ビールでそれを流し込んだ。

2026年7月31日金曜日

怒りが最高の動機

怒る、批判するなど、否定的な見方がダメとされる世の中である。でも、怒りや批判の視点ほど、何かを変えたい気持ちが強くなる動機はないと思う。

2026年7月24日金曜日

人の落ち度を見たとき

 人の落ち度を見たとき、単に批判して終わるのか、自分にもそんなところがあると思うのか。それによって、その後の人生は変わる。

2026年7月17日金曜日

明日を生きるな、今日を生きろ

最近、これを思うだけで、疲れ方が全然違うことに気付いた。歳のおかげと歳のせいだろう。