2026年8月28日金曜日
自分なりにしんどかったんだとはじめて気づく
家内に誘われて、今井美樹さんのコンサートに行ってきた。90年代に中、高、大を過ごした僕にはいくつか思い出になっている曲がある。それを知ってか、今井美樹さんもコンサートの間中、「あの頃を思い出してください」と繰り返されていた。知らない曲もたくさんある中、piece of my wish、 pride、 Good bye yesterdayが流れると、自然と涙が出て来た。素晴らしい曲であることもあるが、学生だった頃、未来があまりに漠然としすぎて不安だったという自分の気持ちに気づいた。当時は、不安があることはわかりながらも、それを見ないようにしていたし、日々必死だったから、自覚があまりなかったのだと思う。人ってみんなそうじゃないかな。その時は無自覚に過ぎていたものが、振り返ってみると、そのときって自分なりにしんどかったんだとはじめて気づく。コンサートの最中、そんなことを考えていた。
2026年8月21日金曜日
人生を何に使うのか
読んでいる本は、その時の自分の思考がどこに向いているのかを見せてくれる。気づいてみたら、こんな本を読んでいた。
人生は短いのではない。我々が時間を無駄遣いしているから短いのだ。
お金をくださいと言われると拒否できるのに、時間をくださいといわれると、惜しげもなく与えてしまう。
月曜日が嫌いで、週末や祝日を待ちわびるなんて間違ってる
心にグサグサ刺さって来た。ある程度の年月を生きると、人はみんな、程度の差はあれど、人生が有限であることに気付き出す。終わりが必ず来る人生という時間を何に使うのか。それを真剣に考える。
2026年8月14日金曜日
夏の貴船
先日、はじめて京都の貴船にある川床料理のお店に行った。連日38度が続く中、そこは別世界だった。川の上に座敷が広がり、そこに川床席がずらりと並ぶ。座敷に座るだけでひんやりとする。周りを見渡せば夏の緑が広がり、上を見れば、簾の天井。お客さんはそれなりにたくさんいるのに、川の水が流れる音に全部かき消されて、耳に残るのは川の音だけ。ザ・日本の夏だった。
冷たいビールを一気に飲み干して一息ついて、ふと横を見ると、80代に見えるお母さんと50代に見える娘さんがお二人で食事に来られていた。お母さんは足腰が不自由なのか、床の上に座椅子を置いて座っておられた。娘さんがお母さん孝行のために来られているのは見てすぐわかった。ところがしばらくすると、お母さんが立ち上がって、中腰になりながら娘さんの袖リボンを結び始めた。娘さんは頬を赤らめて、でも嬉しそうにじっとお母さんの手を見ていた。いくつになっても母は娘の世話をしたいし、娘は母の愛を感じたい。夏の貴船川と緑が一層美しく見えた。
2026年8月7日金曜日
焼き鳥屋さんの塩
焼き鳥屋さんに行くと、いつも思うことがある。串に刺された鶏肉に塩を存分にかけてくれる。そのおかげで美味しいことはわかっているが、床にあんなにも塩を落としてもったいなくないのか、あとの掃除はどうするのか、周りの金属はさびないのか。大将に聞きたくなるが、忙しそうなので聞けずにいる。でもよく考えてみると、塩をかけながら「美味しくなれ」と心で思っているのかもしれないし、塩を思いっきりかけることで大将の気持ちの発散されているかもしれないし、仕事のリズム作りに役立っているのかもしれない。そんな何でもないことを考えながら、その日も焼き鳥を頬張り、ビールでそれを流し込んだ。
2026年7月31日金曜日
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