2018年12月28日金曜日

今年1年間もありがとうございました

先日のクリスマスの日にある患者さんからチョコレートケーキをいただきました。その方は「自分で働いたお金で、こうやってプレゼントできるのがうれしいんです」と話をしてくれました。それをいただく僕としては本当に心があらわれる言葉で、治療する側の僕のほうが元気をいただきました。宋こどものこころ醫院はこのような患者さんたちに支えていただいているなと改めて感じました。

今年も当院に関わっていただいたすべての方々、本当にありがとうございました。

今年の年末は日本列島には大寒波が来ているとのことで、今日は玉造にも雪が降っていました。みなさんもお体に気を付けて、良い年末、そして良いお年をお迎えください。

2018年12月21日金曜日

未来や相手を変えたいときは

人は未来や相手を変えたいと望むことがあります。そんなときは未来ではなく「今」、相手ではなく「自分」に注目してみてください。その根拠は2つあります。1つ目は人は未来も相手も変えることはできないし、今と自分は変えられる可能性があるからです。2つ目は今は未来につながっているため、今が変わると未来が変わることになりますし、自分と相手は関係性の中でつながっているので、自分が変わると相手が変わるからです。偉そうなことを言ってますが、かくいう僕も実践中です(笑)


2018年12月14日金曜日

毎日できない自分に出会う

僕は診療中に自分のしている診療に対して「何をやってるねん、お前」っていつも頭の中でぶつぶつ言っています。僕にとって日々の診療はできない自分に出会い、直面化する行為です。そう思うのは楽観的になれない僕の性格が影響しているのかもしれません。ただ、その考え方によって自分の課題が毎日出てきます。非常に苦しい作業ですが、それを一つ一つ丁寧に克服していくことで、臨床の力がつくと考えています。課題を見つけて、それを克服していく。この作業は決して前向きとは言えませんが、僕にとっては重要なことです。

2018年12月7日金曜日

柔軟である時、頑である時を判断することが大切

考えを柔軟にしなさい、柔軟である方がいい。そんなことが言われていますし、僕もそう思って生きています。でもいつも柔軟であるべきだと思おうとすると、それはその時点ですでに柔軟ではありません。柔軟な方がいい時と、頑な方がいい時があると思います。大切なのは柔軟である時、頑なである時の判断を柔軟にできること、それが真の意味で柔軟であると考えています。