2023年1月27日金曜日

承認欲求、あっていい

 承認欲求が強い人、なんて表現をよく耳にします。でもそれがない人がこの世にいるのでしょうか。それがあるから人は生きていられるのではないでしょうか。僕は承認欲求って人が生きていく上で、苦難を乗り越える上で、目標に向けてがんばる上で不可欠なものだと思っています。

2023年1月20日金曜日

足りていないと思うとしんどくなる、満たされていると思うと楽になる、たまにそこに戻ればいい

なんでもそうだと思いますが、 足りていないと思うとしんどくなります。満たされていると思うと楽になります。でも人は常に足りないものを探したり、そこをなんとか埋めようとしてしまうものです。人はいつも賢明で、自在に自分の気持ちをコントロールできるわけではありません。それが人間だし、その過程を経るからこそ人は成長していけるのだと思います。ふとしたときに戻る考え方の一つとして、足りていないと思うとしんどくなる、満たされていると思うと楽になる、そう考えればいいのだと思います。


2023年1月13日金曜日

自分のケア

これまで体力まかせに走るばかりで、自分のケアを意識することはなかったのですが、 四十を超えてから自分の心のケア、最近になって自分の身体のケアが必要なことになんとなく気づくようになりました。それで整体の先生に通うようになりました。僕自身が気づいている以上に、一日のほとんどの時間を同じ姿勢で緊張して過ごしているようで、整体の先生がそれを一つずつほぐしてくださります。しかもその先生は治療者によくありがちな「私は専門家だから私の考えが正しい」みたいな押し付けではなく、僕の身体を触りながら、その都度身体の状態をアセスメントされます。不思議と施術を受けているとそれが伝わってくるのです。先生に緊張で固まっている筋肉をほぐしてもらうと、自然に涙が出てくるときがあります。感情的には悲しくもうれしくもないのに涙が出る。その瞬間に心まで和らぐ。既視感の強い言葉ですが、心と身体はつながっているのだと実感するときです。整体の先生は多くを語られませんが、僕にとっては施術を受けているだけでいろんなことを考えさせてくれる時間です。

2023年1月6日金曜日

改めて感謝

 ある土曜日の午後のことでした。その日は午後から用事があり、診療後急いで電車に乗りました。乗り換えの駅で降りたとき、人がいっぱいのホームでさっき診察させてもらった患者さんの後姿が目に入りました。それだけで胸がジーンとしてきました。その駅はターミナル駅な上に土曜日の午後で人があふれています。その方はそれををかき分けて帰宅されているところでした。(ほかの患者さんも含めて)患者さんはこういう中を通院してくれてるんだ。そう思いました。もちろんその日の外出の目的が通院だけでない場合もあると思いますが、それでも僕としてはありがたいです。普段、僕は患者さんの通院の道中の姿を見ることがないので気づけませんでした。今さらながらで恥ずかしいですが、改めて通院してくれている患者さんたちに感謝した日でした。