2020年7月31日金曜日

ちょっとずつ進んでいけば、いつか大きな歩幅に変わる

またNHKの逆転人生についてです。逆転人生でMCをされている山里亮太さんの登場されている人たち全員の気持ちを読むセンスはすごいと思います。なぜなら話があまりに深刻であったり、不幸な話になるときはそれをどう乗り越えたのか、あるいはそれには触れずに笑いに変えます。あるいは誰かに振ることでその人を傷つけそうになるときは必ず自分をオチに使うところ。この瞬時の判断は普通の人ができることではありません。ものすごく綿密な計算のもとに、人の気持ちの機微を捉えて、仕事をされているのだと思います。

その山里さんが先日の駒師の方の人生を振り返られたときのコメントがこれです。

「ちょっとずつ進んでいけば、いつか大きな歩幅に変わるんですね」

これは小さな努力を続けている人みんなへのエールの言葉だと思います。毎日しているその努力による結果は見えませんが、それが積み重なるとある日気づいた時、大きな結果として現れる。たくさんの人の気持ちを救ってくれる言葉ではないでしょうか。

2020年7月24日金曜日

人の人生は第三者には想像できない部分がある

僕は最近のテレビ番組の中で、NHKの逆転人生が一番好きです。先日の逆転人生は最愛の奥様が急死された44歳の時からの15年もの間、自分が打ち込めるものを探し求めて職を転々とし、ようやく将棋の駒を作る駒師という仕事にたどり着き、6年後に最高の栄誉を得られたという方のお話でした。

逆転人生という番組を見ていて、いつもの思うのは見ている僕のような視聴者が感動して涙を流すのはわかりますが、ご自身の人生なんだから、その後どんな展開になるかわかっているはずなのに、その当のご本人が涙を流しておられるところです。どんな思いでご自身の人生を生きてこられたのか。外から見ている僕には想像できないものがあるのだと思います。

2020年7月17日金曜日

人生は自分の可能性を探すこと

プロ野球選手、そして監督として大活躍され、たくさんの人を育てられた野村克也さんが他界されました。その追悼番組で野村さんの言葉を噛みしめるように見させていただきました。その中に素晴らしい言葉がありました。

「固定観念は悪、先入観は罪。人間のいいところはどんな可能性があるか。その可能性を引き出す、見つけることが人生そのもの。自分の中には自分の知らない自分がいる。自分の中にどんなものが潜んでいるかなんて誰にもわからない」

自分は所詮こんなもんや。どうせ自分なんて。とてもあんな人にはなれない。人はどこかで自分に限界の線を引いたりします。でもそんな固定観念が自分の可能性を狭めているのかもしれない。自分にはどんな可能性があるのか。それを探すことが人生。とても勇気をもらえる言葉でした。


2020年7月10日金曜日

過去の自分に声をかけたくなる

ある韓国ドラマを見ていて、現在の自分が過去の自分に出会って、「あの時はしんどかったやろ。よく頑張ったな」と声をかけてあげるシーンがありました。

今振り返ってみて、過去の自分に慰めや励ましの言葉をかけてあげたい人はたくさんいると思います。それは自分なりに一生懸命生きてきたからです。

2020年7月3日金曜日

いつも晴天でないほうがいい

映画を見ていてこんな言葉に出会いました。

人はいつもどんな時もいいことばかりでいることを願う。でも実際に毎日晴天の日が続くと、その場所は砂漠になってしまう。雨が降る日があるおかげで、その土地は肥沃することができ、木が育って実をつけることができる。

晴天の日だけでなく、雨の日があるおかげで、結果的にいいことがある。僕にはそう聞こえました。