2025年1月24日金曜日

お店にオーナーがいることは大切

 日曜日の朝にコンビニにパンを買いに行った。3つほど買って会計しようとすると手ぶらの僕を見て中年に見える女性の店員さんが「袋に入れましょうか?」と小さなビニール袋に入れてくれた。ビニール袋が有料化されて以来、お金を払わずビニール袋に入れてもらったのは初めてだった。びっくりした僕はその女性の顔をもう一度見て、その態度や動きから「この人はオーナーさんだな」と思った。

 すべてとは言わないがオーナーが自分で働いているお店はスタッフの人の動きが違う。そこに緊張感があり、心がこもっているからだ。お客さんはそういうことに敏感だ。そのお店の人たちの気持ちが一番現れる場所はトイレだ。トイレが汚いお店で全体としていいお店だなと思えるところは少ない。トイレがきれいなお店は全体として満足できることが多い。お客さんを心からお迎えしようと思えば、おのずとトイレをきれいにしたくなるからだ。オーナーが自分で働いているお店はトイレがきれいなことが多い。お店にオーナーがいることは大切だと思う。

2025年1月17日金曜日

人はそのときの心という器の残量で思考と行動が決まる

ある早朝のこと、僕は用事があって大通りに停車した車の中にいた。その通りは片方の車線だけでも3車線、両側通行なので6車線ある大きな通りであった。そこを食材が入った大きな箱を自転車の前と後ろに乗せた年配の男性が赤信号を無視して通ろうとしていた。朝早いので車の通りは多くないものの、けっこうなスピードで何台もの車が通って行く。それらをかいくぐるように6車線を越えようとしていた。いたたまれない気持ちになった。身体に鞭を打って仕事の食材を買いに行った帰りなのかもしれない。納期の時間が迫っているのかもしれない。社長に言われて嫌だけど無理して運んでいるのかもしれない。いろんな想像をしながら思ったことがある。人はそのときの心という器の残量で思考と行動が決まる。心の余裕が大切なんだ。かと言ってそんなことがいつもできるほど人生は悠長には待ってくれない。だからこそ自分の日常を振り返って、心に余裕を残すための方法を模索しよう。その男性の姿を見てそう思った。

2025年1月10日金曜日

一人で過ごす時間は心を満たしてくれる

僕は時間が空くといろんなことをしたくなって、予定を詰め込んでしまう。先日も同じ轍を踏んでいると、風邪を引いた。風邪をひくとさすがの僕もどうしようもないので家でじっとするしかない。その日もそうやって家で一人でいると、静寂の中で本を読んだり、文章を書いたりしていると心が充満してきた。そのおかげで翌日の診療をうまくできた。

誰もいないところで一人で過ごす時間は心を満たしてくれる。


2025年1月3日金曜日

頑張っていればいつかチャンスはやって来る

「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら君を下足番にしておかぬ」

阪急の創業者の小林一三の言葉である。

今自分に与えられていることを一生懸命していれば、いつか這い上がれるチャンスが来る。このブログを読んでくださっている方の中に今よりも上に上がって行きたいと思っている人がいると思う。昇進や出世ではなくとも今より良くなりたいと一生懸命に生きている人がいると思う。そんな人たちに向けて今年最初の言葉としてお送りしたい。