ボクシングのWBA世界チャンピオンの村田諒太選手が初の防衛戦に臨みますね。それに向けてこのようにコメントしていました。
「こういう試合は1ラウンド目から圧倒しようという気持ちになりがち。チャンピオンの姿を見せたいという気持ちがはやりすぎるのが初防衛戦が難しいと言われる正体だと思う。その気持ちをいかに抑えた状態でリングにあがれるか、リングの上で気持ちを抑えてボクシングができるかが一つのカギ」
人前でいいところを見せたいという気持ちはみんなあると思います。僕も診療でこの人を良くしたいと力みすぎて、逆に失敗することがあります。そういう自分の気持ち自体が最大の敵なのかもしれません。多くのアスリートの人たちが言うように、敵は相手ではなく、常に自分であるということを改めて確認させられました。人は相手のコントロールはできませんが、自分のコントロールはできます。それさえできれば、今目の前で起こっているいろんなことが変わっていくのかもしれません。
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