2018年7月20日金曜日

思考を深めるには言葉が大切

見城徹さんの「読書という荒野」から受けた影響からの僕の勝手な考えの続きです。

言葉というのはコミュニケーションの手段であるが、もともと言葉は人が思考をするための手段であったそうです。なぜならコミュニケーションだけを行うのであれば、表情や行動などの非言語でも可能だからです。しかし、人が思考をするときに言葉なしにはできませんし、人間にとって思考はとても大切な行為です。その思考を深くしていくためには言葉をたくさん知っている必要があります。言葉の数が少ない子供たちがうまく思考がまとまらず説明もできずに癇癪を起こすことがよくあるように、言葉の数、つまり語彙力は人の行動や精神状態にまで影響を与えます。つまり、語彙力の多さは思考を深め、自分の葛藤をうまく処理して、楽にしてくれる可能性があります。

語彙力を一番効率的に増やすことができるのはやはり読書です。そして実は読書は語彙力が増えるだけでなく、読書をするということは自分との対話、自分はどう考えるのかという自問を繰り返す作業にもなるため、同時に思考が深まります。つまり、言葉と思考は非常に密接に関係するものであり、その言葉と思考を深めていくために読書は最高の手段になるということです。読書って、いいことが多すぎますね(笑)。

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