あるお坊さんの講義を聞きました。
私たちはみんな、自分が望むとおりになると思ってる。あるいは、望むとおりにならないといけないと思ってる。望むとおりになることが、いいことだと思ってる。でも、実際の人生では、望んだとおりにすべてがいくわけではない。
人生は望みとおりにならないから辛いわけではなく、人生が望みとおりになると思うから辛くなる。あるいは人生が望み通りになることがいいことだと思うから辛くなる。
ダメだったからって、辛くなることはない。「あ、ダメだったんだ」と思えばいい。それでもやりたかったら、もう一回やればいい。その元気がなかったら、やめればいい。未練があるなら、もう一回やればいい。なにも、辛くならなくっていい。
そう考えると、人生に臨むときの心得は、努力することが自分のすることであり、結果は自分の関与できることではない。
僕は特に最後の言葉にとても勇気づけられました。
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