先日のNHKのニュースで、宮崎県でオーダーメイドの車いすを作るパキスタン人の職人、ハビブ・ウル・ラハマンさんのことを知りました。ハビブさんのお兄さんが体が不自由な方で、電動車いすのことを勉強するために日本に留学され、そのまま日本で職人として活動されているそうです。
そのニュースでこんなお話がありました。ハビブさんのクライアントの中に、手足が不自由な男性がおられました。その男性は父親として子どもをおんぶして遊んであげたいという願いがありました。その願いをかなえてあげるためにハビブさんは子どもがお父さんの後ろに安全に乗れる電動車いすを作ったのです。お父さんの電動車いすの後ろにお子さんが乗って、親子で一緒に走り回っている姿を見たとき、僕は涙が止まらなくなりました。ほんの1分ほどのストーリーだったと思います。父親なら誰しもが持つ願いです。忘れられないニュースを見ました。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。