前回に続き、ヒロシさんの話です。いじめられていたヒロシさんが小学校で毎月行われる誕生日会でドリフターズのモノマネをしたら受けたそうです。でも小学校のピラミッドの上層部にいる子たちは面白くもないのに受けていた。そのときヒロシさんは「全然面白くない、全然面白くない」と一人で思っていた。小学校、中学校、高校とその生活が続いた。でも心の中で思っているだけじゃ証明にならない。自分のほうが面白いんだということを証明するために芸人になった。
俺はいつかお笑い芸人になってあなたたちよりもいいお金をもらっていい生活をする、もっと面白いことをやってやる。(その思いで)嫌なことがあるたびに自分の心を消化させてきた。意地でも売れなきゃと思って一人で考えたネタが「ヒロシです」だった。
生きていると悔しい思いをすることがあります。でもヒロシさんの話を聞いていると、悔しさは人を救う。そう思うのです。
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