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2025年8月29日金曜日

言葉は発する人と受け取る人で意味が違う

 みんな個性がある、世界であなたは唯一の存在

こんな言葉をはじめて発信した人たちは傷ついた人を勇気づけたかったのだと思う。ところが「努力しなくていい」という意味で広がって行った。言葉は発する人と受け取る人で意味が違うことは昔からある。人は自分にとって都合のいい言葉の解釈をしてしまうものだから。

2024年6月21日金曜日

言葉が思考を作る

 ある人が言っていた言葉である。それまで僕は思考が言葉を作ると考えていた。でもその逆もありなのだ。普段からポジティブな言葉、きれいな言葉を使う人がいる。その人たちは確かにポジティブであり、心がきれいなことが多い。逆はもちろんしかりである。つまり言葉と思考は相互作用として互いに影響を与える。そうすると思考から自分をよくすることもできるが、言葉から自分をよくしていくこともできる。自分を振り返って戒めたいと思った。

2024年2月16日金曜日

「言葉のちから」

 今の僕には週1回の楽しみがあります。土曜日の新聞です。今の日経新聞の土曜日には批評家の若松英輔さんの「言葉のちから」という連載があります。恥ずかしい話ですが、土曜日の朝に新聞を一面からめくっていくときにちょっとワクワクしている自分がいます。その中で若松さんは言葉というものの深遠さをあらゆる角度から語ってくれて、ふっと力が抜けたり、はっとする視点を与えてくれます。先日はこんな言葉がありました。

状況を変えるのは、いつ訪れるか分からない幸運であるよりも、たった一つの言葉である

心が辛いとき、状況が変われば楽になることはあります。でも本当に辛いときは状況が変わるのなんて待っていられません。もっと言うならば、状況が変わっても必ずしも心が楽になるわけではないことを経験上みんな知っています。一方で、たった一つの言葉に救われることがあるのも経験上みんな知っています。

僕も言葉を扱う仕事をしており、患者さんと言葉を交わすことで患者さんに楽になってもらうのが精神科医の本懐だと思っています。ご存じの通り、言葉は諸刃の剣です。人を傷つけることも癒すこともあります。言葉に治療的に働いてもらうために「言葉のちから」をもっと信じたいと思いました。

2023年8月4日金曜日

強くなるときって、負けたあとなんだよね

 先日のNHKで紹介されていた柔道家の古賀稔彦さんの言葉です。子どもたちに柔道を教えているときに出てきた言葉でした。一見どこにでもありそうな美しい言葉なのに、とても胸に突き刺さりました。言葉が力を発揮するかどうかはその人の状態によって変わりますが、がんばったのに結果が出ないとき、この言葉は人を救ってくれると思います。