先日のプロフェッショナルは僕の大好きな本田圭佑選手でした。その中でこんな言葉が出てきました。
「失敗は必要な過程。失敗という表現が間違ってるかもしれない。失敗とは物事がうまくいかないとわかった成功」
これは本田選手が失敗したから悔しくて、無理やりポジティブに考えている言葉ではなく、本当にそう思っていると感じました。人は何かの道を進んでいると、失敗しないということはありえないですし、その失敗を過程であり、それを糧にして、成長した経験は誰しもあると思います。こう考えると、失敗は成功と言えるかもしれません。失敗とはのちの成功に導いてくれる成功。そんな風に考えてみるのはいかがでしょうか?
2018年5月26日土曜日
2018年5月19日土曜日
強いということは柔らかいということ
生きているといろんなことが目の前で起こります。そのときに風で飛ばされそうになったり、踏みつぶされそうになったりすることもあるかもしれません。それでも生き残っていくために必要なのは強くあることだと思います。その強さに必要なのは硬さではなく、柔らかさではないかと考えます。自分が柔らかい状態でいれば、自分に何が降ってきても、形を変えることで、生き残ることができると思います。自分を硬く持ってしまうと何かが降ってきたら衝突してしまい、どちらかあるいは両方が砕けるしかないからです。柔よく剛を制す。本当によくできた言葉だなと思います。
2018年5月11日金曜日
原因が片方だけにあるなんてありえない
先日、すごく礼儀正しい高校生に出会いました。大人に対してきちんと大きな声で挨拶し、扉を閉める時にも音が出ないようにそうっと閉めます。その時、思わず「お母さんがきちんと教育されたんだな」という言葉がつい口から出ました。でも少し考えてみると、これはお母さんだけが良かったわけではなく、この高校生にもそのお母さんの教育を受け入れるだけの土壌があるのだろうと考え直しました。教育が大事だとよく言われます。それは紛れもない事実でしょう。ただ、同じ教育を同じ親から受けたからと言って、同じ兄弟でも結果は違います。一般的に子供は素直で純粋である可能性が高いという意味で、一律にはしやすいと思いますが、それが必ずしも同じ結果は生みません。勉強が好きな子と勉強が嫌いな子に同じ勉強面での教育を受けてもらっても、同じ結果にはならなりません。教育をする側だけの原因ではなく、それを受ける側にも原因は生じます。これは全ての物事に言えると思います。僕たちはいいことであれ、悪いことであれ、常に一方通行の原因で考えがちですが、実際には双方に原因があります。さらに言うならば、双方によって一つの結果が生まれるということです。この考え方があれば、一つの物事を見たときに、どちらだけのせいにしなくていいので、全体を俯瞰しやすく、自分の気持ちが非常に楽になります。
2018年5月3日木曜日
治療者は患者さんに感謝する
治療をする立場にいる人は最初から治療がうまくできるわけではありません。誰しも必ず未熟な時期があり、もしかしたら永遠に未熟なのかもしれません。なので、治療者は未熟な時に出会う患者さんに感謝するのは普通な気がします。もちろん、これは患者さんに膝をついて迎合しろとか、患者さんの権利を大きくするような意味ではありません。ただ、治療者として、治療をすることを生業とするなら、あらゆることを教えてくれる患者さんに感謝することになるのが自然な発想ではないかと思うということです。
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