2018年6月8日金曜日

厳しい条件でも治療できるようになりたい

誤解を恐れず言うのですが、もしカウンセリングのためならいくらでもお金を使えたり、治療のためなら仕事を休んで時間を作れたり、頼れる協力的な家族がいたり、そんな条件の整った患者さんが来てくれれば、誰がやっても治療できてしまう気がします。でも実際は患者さんの条件はそんなに整っていません。もっと厳しい条件のもとに暮している患者さんがほとんどだと思います。つまり、やっとのお金で生活していたり、仕事があるので通院するのは1か月に1回が精一杯であったり、毎日が辛すぎて生きること自体が綱渡りのようであったり、頼れる家族がいなかったり。そんな方もいると思います。そんな厳しい条件の患者さんにも治療ができる。そんな治療者が本当の治療者であると考えています。

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