2019年8月2日金曜日

お客さんはこちらの姿勢を知っている

ニュースキャスターの安藤優子さんがテレビでこんなことをおっしゃっていました。「一流の人になればなるほど、こちらが準備している質問に拘泥すればするほど、見透かすんです。その次の質問からは答えてくれなくなる。こいつは自分に質問してるんじゃなくて、自分を良く見せようと質問しているだけだと見透かされるんです」。

この人は自分の話にちゃんと耳を傾けてくれているのか。質問やインタビューされる側は見透かしてしまうものなのでしょう。これはまさに僕たちの仕事がそうです。当然ですよね。患者さんは自分の悩みについて真剣に聞いてくれているかに一番敏感ですから。

逆に僕も顧客の立場になると同じです。僕のところにもいろんな営業の方が来られます。その人がどんな姿勢で僕のところに来て、話をしているかは聞いていれば多くの場合はわかります。顧客の利益を大事にする姿勢なのか、ご自身の利益を大事にする姿勢なのか。もちろん営業の方も生きていくための仕事ですから、ご自身の利益を全く考えないということはないでしょう。ただ、その気持ちが強すぎると言動に出てしまいそれをこちらは感じ取ってしまいます。お客さんは知っています。こちらがどんな姿勢で仕事をしているのかを。

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