内田樹さんが本の中でこんなことを書いておられました。
なんとなくしたいことが自分が本当にしたいこと
人から「なぜそれをしたいのですか?」と尋ねられたら、それにきちんとした答えられなければならない。そんな固定観念がある人は多いのではないでしょうか。社会がそれを要求してきたのかもしれません。内田さんはそれは違うと言います。本当に自分がしたいことは自分の中で深いところに根差しているものであるため、人は簡単に言語化できるはずがない。心と直感はそれがなぜかを知っている。だからなんとなく直感ですることこそが本当に自分がしたいことであると。
僕も自分がしたいことを言葉で説明できないのはだめだと自分にも他の人にも求めてきました。でもそれは単なる僕の固定概念、枠組みに過ぎないと気づきました。内田さんの言葉は僕を縛っていたその固定概念や枠組みから僕を自由にしてくれて、もっと自分の「なんとなく」や「直感」に従えばいいんだと応援してくれているようでした。
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